おらんくの海

見残し海岸「大正九年」

今から94年前に作られた舫(もやい)。昔は、まだ港が整備されてなく台風などで海が荒れて

くると、小さい船は浜に引き上げ大きな船は見残しの入り江に廻し、波が治まるのを待ちまし

た。花崗岩で作っているので固く、そのままの形で残っていますが見残しの岩で作ったものは

浸食で穴が開いたり、細くなったりしています。

見残しの岩の、浸食の時間が判るところです。

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