おらんくの海

4月21日、低気圧の通過で大荒れの竜串です。

今日は、遠路東北からのお客様をグラスボートでご案内する予定であったのですが、

グラスボートは欠航になりましたので、海洋館にご案内し「餌やり」を体験していただきました。

せっかく四国の果てまで来ていただいたお客様をそのまま帰す訳にはいけません。

普段は見られない水族館の舞台裏を見ていただき,結構楽しんでいただきました。

写真は先日、船長の自宅前の「磯中ビーチ」沖で資源調査を行ったと時のもの。

体長60cmのコウロ、他3匹。

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おらんくの海

この冬のオニヒトデ駆除中に見つけた、サンゴの上の白いもの、何だと思いますか?

これはサンゴの腫瘍 。

もしやと思い、黒潮生物研究所で見ていただいたのですが、やはりそうでした。

竜串湾内では初めてですが、これから大きくなっていく可能性もあるとのこと、

引き続き観察が必要です。

南半球オーストラリアのサンゴの海グレートバリアリーフでは、海水温度が33℃もあり、

これまで最悪のサンゴの白化」が起きているそうです。

この夏の日本の海も心配ですね。

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おらんくの海

3月26日(土)、雲一つ無い爽やかな青空、今日も元気に頑張りましょう。

明日午後4時には「松尾トンネル」が開通。足摺岬がグッと近くなります。楽しみですね。

ただ、明日のお天気は「曇りのち雨」となっていて心配です。

さて、この冬オニヒトデ駆除中によく見かけたのがイセエビの抜け殻。

2月に三重県鳥羽水族館でダイオウグソクムシが脱皮したと言うニュースがありましたが

甲殻類は1~2月が脱皮の時期なのかも。海洋館に聞くと、年に2~3回ほど

脱皮するようです。

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