おらんくの海

さて・・・メヂカの続きです。

作業中、おかあちゃん達が節のかけらを口に放り込んでいます。

これはたぶん味を見るためのいつもの癖が、無意識に !

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生節が出来ると、今度は販売 1パック100円と格安で、毎年これを楽しみにしている

地域の皆さんが大勢来ていました。

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家庭で4~5匹を煮るのと違い、これだけ多くのメヂカを一度に煮るとダシがよく出て

味が濃くなるので よいよ美味い のですよ !

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今年もあっという間に完売。この後参加者全員で昼食。

作業途中、突然現れた「ブッシー君」に子供たちは大騒ぎ 記念撮影。

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この10年間、包丁で手を切った児童は一人もいません。

危ないからだめ ではなく 保護者の指導の下 気をつけてやりなさいよと何事も体験さすこと

が大事やと船長は思うのです。

「山本五十六」さんの言葉に、

「やって見せ、言って聞かせてさせてみせ・・・」と言うのがあります。

 

おらんくの海

6月7日(土)船長の母校、下川口小学校(児童数31名)の「メヂカの節作り」がありました。

これは、地元に伝わる魚の文化を子供たちに伝えて行こうと10年ほど前に始まりました。

参加するのは児童・保護者・先生・地元の有志。

早朝、下川口漁港に5・6年生10名が集合。恵美丸・豊生丸・りお丸に別れ沖に。

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大漁(子供たちにとっては)で帰港。早速頭と腸を取り出します。

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児童全員が包丁を持ってやりますが、低学年では見ている方が ハラハラどきどき。

見かねた漁師のお父ちゃんが、手を伸べます。

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これが出来ると、市から借りてきた大漁鍋に 40分ほど煮るのです。

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熱いので手を気をつけながら骨と身を分けます。このとき身が裂けない様にやるのがコツ。

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お母ちゃん達の指導の下,上手く出来ました。

おらんくの海

梅雨入り早々、大雨に見舞われました。
幡多地域では雨量が500mmを超えた所もあり、1日で例年の6月の雨量になったようです。
こんだけ降られると川の濁りが半端ではなく、昨日は海底も全く見えず。
今朝はシコロサンゴが見えるまでに回復しています。
ただ、増水の後には副産物も !
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これがまた、お客様の通り道、そのままにするわけには行きません。
早速、竜串観光振興会のオトコマエ会で清掃。
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塩分と水分をたっぷりと含んだ海ゴミは、なかなか燃えません。
火をつけるのにてこずりました。
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7名で頑張ったのですが、まだ半分残っています。

おらんくの海

今日の竜串は、朝から小雨が降ったりやんだり。
昨日九州や山口県が梅雨入りと出ていますので、竜串も同様か?
雨も必要ですが、最近はドカ降りとなる傾向ですので これが困る。
作物のためにも,サンゴの為にも適度な雨が・・・。
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この写真は、つい先日竜串港内のある部分を干潮時に写したもの。
波によって砂地に模様が出来ています。
砂浜に風によって出来る波紋と同じですね。
これが石になった物が「化石漣痕カセキレンコン」。
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石の面が波をうっているのが判りますかぁ~?
そう 漣(さざなみ)の痕が石になったモノ・・・です。

おらんくの海

雲が多いものの、陽が差してきた竜串の朝、
みなさん 今日のお仕事に頑張りましょう。
以前にも紹介しましたが、竜串海岸にある巻貝の化石。
これを見つけたのが2010年4月10日。
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貝の形がしっかりと残っていますね。
海岸全体を見回して変わっていないように見えても
細かく見てみると どんどん 浸食されているのが判ります。
貝の口側はまだ砂岩に埋まっています。
それが2014年5月26日に確認したところ
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こんな感じに !
巻いている先側は無くなって(折れて)しまい
貝の口側は 砂岩から出てきています。
竜串の地層が大変に柔らかい事が判りますね。